北海道リートの資産運用を手掛ける北海道アセットマネジメント株式会社は7月6日、札幌グランドホテル(札幌市中央区)で創立総会を開催。初代社長に三菱UFJ銀行札幌支店長の濵野恭義氏が就任した。
投資法人は2023年1月の運用開始に向け準備を進めており、事務所を札幌市中央区の北一条三井ビル3階に設置した。
道内企業や自治体が持つ不動産を地域貢献度の高い投資へ導くことを支援するのが目的で、スポンサー企業にはアインホールディングス、伊藤組土建、岩田地崎建設、クリプトン・フューチャー・メディアなど20社が名を連ねた。組織の大きな特徴として、地域不動産向けのセミナー・フォーラム開催、官民連携のまちづくりサポートやコンサルティングを手掛ける企画開発委員会の設置を挙げている。
あいさつで濵野氏は「一般的なリートはメインスポンサーが主導するが、北海道リートは地域特性を鑑みて協同スポンサー型になった。強みを生かして地域活性化に貢献したい」と抱負を述べた。
常勤取締役には元JR北海道の財務部長の髙橋慶久氏が就いた。非常勤の取締役には、株式会社アインホールディングスの川村幸一常勤監査役、伊藤組土建株式会社の竹内淳一専務取締役、北海道電力株式会社の鈴木博之執行役員経営企画部長、株式会社日動の和泉正樹執行役員経営管理本部部長の4人が就いた。
北海道アセットマネジメント ホームページ(リンク)
(第1079号 2022年8月1・16日合併号 より先行配信)
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